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象は世界最大の昆虫である (白水Uブックス) 単行本 – 2005/6/7
池内 紀
(編集, 翻訳)
- 本の長さ218ページ
- 言語日本語
- 出版社白水社
- 発売日2005/6/7
- ISBN-104560073791
- ISBN-13978-4560073797
商品の説明
出版社からのコメント
実在のドイツのプロフェッサーが授業中に発した前代未聞の失言の数々が、先生の死後1世紀近くを経て、学生たちのノートから復元されてしまった! 「カエサルはいまわのきわに─いまわのきわにあたり─いまわのきわに及んで─いまわのきわの直後に死んだ」(ローマ史)。「ホメロスが実在の人物であるのかどうかは不明である。だが彼が盲目であったということに疑問の余地はない」(古典語)。「水は沸騰すると気体になる。凍ると立体になる」(物理学)。「熊には、ひとっ跳びして寝そべるという習性がある」(博物学)。おかしくも愛すべき失言は、世知辛い人生の清涼剤となろう。
登録情報
- 出版社 : 白水社 (2005/6/7)
- 発売日 : 2005/6/7
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 218ページ
- ISBN-10 : 4560073791
- ISBN-13 : 978-4560073797
- Amazon 売れ筋ランキング: - 242,593位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 32位ドイツ文学(名言・箴言)
- - 100位白水Uブックス
- - 237位ドイツ文学研究
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2024年4月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
気に入ったあるあるもあるし、突然の世界観に驚くものもある
2010年8月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なんせ舞台は18世紀のドイツにあるギムナジウム、ラテン語は読み書きできて当たり前、
古代ローマやギリシャについての教養も身につけて当然という場所柄。
そこで教鞭を執っていたガレッティ先生の歴史の時間だから歴史上の人物に関する
事柄(の言い間違い)がぽんぽん出てくるわけです。歴史の情景が頭に浮かぶぐらいでないと
ついて行けない言い間違いもかなり載っています。
「カール大帝ともどもシャルルマーニュもまた死んだ」
とやられても、歴史を知らないと何がおかしいのかさっぱり分からないでしょう。
さしずめ、「松尾芭蕉は没後「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」の辞世を詠んだ」と
やってしまっても外国人にピンと来るかな、というようなもので。
そこらについて行けなくても
「また一人、悪い人がいるようですね。あえて名前はいわないにしても、
初めの一字がマティアスで始まる人だ」って名前いうとるやんけ!
「美しい三人の裸の女神をあらわした古代彫刻のポーズときたら、
まったく口ではいいあらわせません。
だから先生が実物どおりにして見せましょう」いらん。
といった所だけでも十分おかしいかと。
古代ローマやギリシャについての教養も身につけて当然という場所柄。
そこで教鞭を執っていたガレッティ先生の歴史の時間だから歴史上の人物に関する
事柄(の言い間違い)がぽんぽん出てくるわけです。歴史の情景が頭に浮かぶぐらいでないと
ついて行けない言い間違いもかなり載っています。
「カール大帝ともどもシャルルマーニュもまた死んだ」
とやられても、歴史を知らないと何がおかしいのかさっぱり分からないでしょう。
さしずめ、「松尾芭蕉は没後「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」の辞世を詠んだ」と
やってしまっても外国人にピンと来るかな、というようなもので。
そこらについて行けなくても
「また一人、悪い人がいるようですね。あえて名前はいわないにしても、
初めの一字がマティアスで始まる人だ」って名前いうとるやんけ!
「美しい三人の裸の女神をあらわした古代彫刻のポーズときたら、
まったく口ではいいあらわせません。
だから先生が実物どおりにして見せましょう」いらん。
といった所だけでも十分おかしいかと。
2013年9月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔の本やからってな、なんでも出したらええってもんちゃうな、白水さん
のりちゃんもこんな仕事したあかん
うちの息子の失敗語録でものせたほうがええんとちゃうかいな
のりちゃんもこんな仕事したあかん
うちの息子の失敗語録でものせたほうがええんとちゃうかいな
2007年6月6日に日本でレビュー済み
極東の政治家もびっくりするような、およそ想像もつかない失言の数々。
本気で言ってるのかそうでないのか、どちらにせよ、すっとぼけっぷりはすごい。
あまりにも有名な先生だったため、失言の中にはうわさに過ぎないものも多いらしい。
でもそんなことは関係なしに、読めば笑える。
学校での生徒とのやりとりが、個人的にはおもしろかった。
アカデミックにばかばかしい。このノリはありそうでない。
やはり外国製ギャグ、分かりにくいのもあるのだが、最初から最後まで突っ走るテンションは、なかなかにクールである。
本気で言ってるのかそうでないのか、どちらにせよ、すっとぼけっぷりはすごい。
あまりにも有名な先生だったため、失言の中にはうわさに過ぎないものも多いらしい。
でもそんなことは関係なしに、読めば笑える。
学校での生徒とのやりとりが、個人的にはおもしろかった。
アカデミックにばかばかしい。このノリはありそうでない。
やはり外国製ギャグ、分かりにくいのもあるのだが、最初から最後まで突っ走るテンションは、なかなかにクールである。